ルールの活用法

新規参加者におすすめのエントリー方法

現在のルール下ではサークル内でお誘いできる仲間が多いほどメンバーが集めやすく、演奏も成立しやすいようになっています。
メンバーが揃った曲から演奏が確定していくので、新規参加の方が本人以外のエントリーパート全部募集の形でリクエストした曲だと、なかなか全パートが埋まらず、結果演奏が取りやめになってしまう可能性が高いです。

そこでおすすめなのは、3曲のエントリー制限を活用し、

  • ・1~2曲は好きな曲をリクエスト
  • ・1~2曲は誰かがリクエストした曲の募集パートにエントリー(できればなるべくメンバーが揃っている曲)

というエントリーにすると、1曲は演奏できる確率は高いですし、自分がリクエストした曲のメンバーが集まれば好きな曲も演奏できることになります。

このサークルは毎回8割以上の方が2回目以上の参加、長い人では10年以上参加されている方もいらっしゃいます。
まだ参加し始めて間もない方は、なるべく色んな人と共演して多くの会員さんと繋がりを持ち、お誘いしたりお誘いを受けたりという関係性をなるべく多く持つようにしていくと、やりたい曲もやりやすくなりますし、ライブ以外でも付き合えるような仲間を作りやすくなると思います。

リクエスト・エントリー受付開始のタイミングで募集パートをチェックする

各開催のリクエスト・エントリー受付は3ヶ月前の1日に始まります。その段階ではまだメンバーが固まっておらず募集中になっているパートが比較的多くなります。毎月最初の一週間くらいに3ヶ月後に参加できる開催のエントリー状況をチェックしてみてください。

ご自身で曲をリクエストする場合もリクエスト受付開始のタイミングで曲をリクエストしておき、なるべく長い期間共演者募集できるようにしてみてください。

メンバーが集まるリクエスト曲の選曲方法

メンバーが集まる曲には傾向があります。
まずはケイオンR40で過去に演奏した曲をアーティスト名順にリスト化したページがありますのでご覧ください。

開催レポート(コピーバンド一覧)
https://keion-r40.net/scene/artist

よく演奏されているアーティスト毎のランキングもありますし、一覧の中で文字が大きくなっているアーティストはよく演奏されているアーティストです。
さて、どんな曲ならメンバーが集まりやすいのでしょうか。
次の3点を押さえた選曲をするとメンバーが集まり演奏できる確率が上がります。

全パートに面白さがある

よく演奏されるアーティストに共通するのは「全パートに面白さがある」ことだと思います。
歌謡曲は歌を際立たせるために伴奏は単調なアレンジだったり、80年代のHR/HMはボーカルよりもギターが際立つようなアレンジ、構成だったりします。
その曲やアーティストが好きな人が集まれば、伴奏が単調だろうとギターが目立とうと関係ないのですが、なるべくメンバーが集まってほしいと考える場合は自分の担当パート以外のパートにも面白みがありそうな曲を選曲することをおすすめします。

楽器を演奏しないボーカルの方や楽器初心者の人には、他パートの面白みがどういうものかわからないかもしれません。
でも、バンドは伴奏で一まとまりにされるようなものではなく、楽器メンバーそれぞれに個性があり、色んな想いを持って演奏します。
楽器メンバーの楽しさも考慮した選曲も検討してみてください。
その場合は上記の開催レポートページを参考に、よく演奏されているアーティストのよく演奏されている曲を選ぶとよいかと思います。

バンドスコア(楽譜)やコード譜がある

面白みが一番重要だと思いますが、次に大事なのはバンドスコア(楽譜)やコード譜があることです。
自分が好きな曲をやる場合はバンドスコアやコード譜がなくても何度も聞いて耳コピしてという作業が楽しいかもしれませんが、そこまで思い入れはないけど演奏してみたいというライトな気持ちでエントリーする人にとっては、せめてコード譜だけでも、コピーするための手がかりがある方がエントリーしやすいです。

例えば洋楽ですとsongsterrというサイトに膨大な数のタブ譜が掲載されています。

Songsterr
https://www.songsterr.com/

日本のアーティストでも海外で人気のあるアニソン系やビジュアル系のアーティストの曲は結構あります。

最近ではYouTubeで素人の弾いてみた動画がタブ譜付きで上がっていたり、コード譜サイトも複数ありますので、Google検索してみると何かしら曲をコピーするための手がかりとなるような情報があるものです。
なるべくバンドスコアやコード譜のある曲を選曲し、共演メンバーがコピーしやすいように配慮することも大切です。

必須募集パートは最低限にする

コピーしたい曲がギター二人編成でアレンジされていたとしても、音数は減ってもギター一人で対応可能なこともあるかと思います。
その場合はリクエスト申請時に備考欄に「ギター一人でも演奏」と書いておいてください。
そうすると、募集パートはボーカル、ギター×2、ベース、ドラムだとして、ギター一人を除き4人メンバーが集まった時点で演奏確定曲となります。

「ギター一人でも演奏」と書いたからと言って空いているギターパートの演奏サポートはしないということはありません。演奏スタッフに余裕があればサポートいたします。
また、コーラスパートはそもそもサポート対象外、エントリー成立に必要なパートとしておりませんので、「コーラスなしでも演奏」と書かなくても大丈夫です。

特にキーボードを募集する場合、キーボードプレイヤーはなり手がかなり少ないので、エントリーしてもらうのはかなり難しいことも多いです。
キーボードプレイヤーがいなくても演奏できそうな曲ならば、備考欄に「キーボードなしでも演奏」とお書きいただき、演奏できる確率を高めてください。

キーボードがなくてはならないような曲の場合は、最初にキーボードをやってくれる人を探すとよいかと思います。
キーボードが不可欠な曲でキーボード以外のパートが全部揃っていたとしても、キーボードサポートが対応できない場合は演奏取りやめという可能性もあります。
スタッフも含めお誘いいただいて構いませんので、キーボードが不可欠な曲をやりたい場合はまずキーボードプレイヤーを探しましょう。
ただ、本当にキーボードプレイヤーは少ないという現実は知っておいた方がいいです。

時間をかけてリクエストし続けるという手もある

やりたい曲があってリクエストしたけどメンバーが集まらず、演奏は取りやめになったとしても考えようです。
その曲があまり有名なアーティストの曲ではなく、なかなかメンバーを見つけるのが難しそうであれば、とりあえずリクエストは出しておいて、一人でもメンバーがエントリーしてくれたとします。

その開催では演奏は取りやめになったとしても、そのエントリーしてくれた人と一緒に次回以降の開催でまたリクエストして、さらにメンバーを募ってみてはいかがでしょうか。
そうやって2回3回繰り返しリクエストしていれば、いずれ演奏できる開催はやってきます。
その開催の状況によっては、全メンバーが揃わなくてもスタッフの演奏サポートで曲が成立する場合もありますので。

時間をかけてでもやりたい曲があるようでしたら、このような方法も一つの手段です。

まずは演奏できることを優先する

ここまで読んで、このサークルは新規参加を歓迎してないのだろうかと思われるかもしれませんが、それは誤解です!
我々主催側も参加する常連の会員さんも、新しい人との出会いを楽しみにしております。
毎回同じ顔ぶれでは皆さん飽きてしまうと思います。

運営側の都合としましては、できるだけたくさんプレイヤーがご参加いただけないと収益上厳しい面がありますので、メンバーが多い曲を優先する方式としています。

なので、最初のうちはそんなに好きな曲ではなくても、演奏できる枠があれば積極的にエントリーして色んな会員さんと交流することを主目的にしてください。
いずれにせよ、自分のやりたい曲しかやらないという方は長続きしません。

常連さんのほとんどは自分の好きな曲もやりつつ、仲間のリクエスト曲の演奏に協力し、他人の演奏も見て楽しめる人です。
このサークルに参加することで、今まで知らなかった、または知っていても興味のなかった音楽に出会い、好きになるきっかけになると思います。

まずは演奏できることを優先し、好きな曲を演奏したいときには何人も声掛けできるような仲間を作っていくようにしてください。

大阪開催でご留意いただきたいこと

2023年現在、大阪開催は毎月第2土曜と第4土曜の月2回開催しております。(※8月のみ月1回)

第2土曜の開催は混み合っており、共演者を集めることが難しい新規の方には不利になることが多いので、新規参加の場合は第4土曜への参加がおすすめです。

第2土曜の開催は常連の方が多いですが、第4土曜の開催は新規や参加回数間もない方が多いので、馴染みやすいかと思います。

5月と11月はバンドイベント企画があるため第2土曜のセッションはありません。また、12月は通常第2土曜の開催が29日に、通常第4土曜の開催が第2土曜となり変則的になっております。

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