練習のコツ

ケイオンR40はぶっつけ本番のコピーセッションイベントです。

初めてセッション演奏を経験する人にとっては不安でいっぱいになるかもしれません。

でも、コツを掴めばなるようになり楽しめます♪

少しでも楽しめるよう、おすすめの練習方法を紹介します。

まずは構成表を書こう

効率的に曲を覚える

大好きな曲なら、既に構成は頭の中に入っていると思いますが、初めて聞くような曲にチャレンジするとき、なかなか構成が頭に入らないですよね。

効率的に曲を覚えるには、まず最初に構成表を書くのが一番だと思います。

手書きのコード譜

自分なりのカンペ

簡単な線と区切りでいいので、曲を聞いて構成を書き出しましょう。

そうすると、意外にややこしそうに思えた曲の構成も、すっと頭に入ってきますし、一箇所だけ入ってくる4分の2拍子の箇所や、ブレイクの箇所など、ただ聞き流すよりも早く覚えれると思います。

そこにコードを書き加えたり、難しいリズムのところは音符を書いておいたり、間違えやすそうなポイントにメモを書いておいたり、自分なりのカンペとして作ってみてください。

 

2難しいフレーズは簡単に

練習で上手く弾けても、本番で失敗することは多々あります。

本番は練習の6割7割しか力を発揮できないものと考えておいてください。

ですから、練習で2回に1回しか弾けないフレーズは、本番では間違えることが多いでしょう。

そんなフレーズは簡単にアレンジし直して、練習での成功確率を上げておきましょう!

難しいフレーズにトライして上手く行ったときの達成感も楽しみの一つかもしれませんが、そればっかりに気が行って、ステージでの演奏を楽しめないとしたらもったいないですから。

フレーズを簡単に

 

31番と2番は一緒でもいい

曲の1番と2番で、微妙にアレンジが変わっていたりする曲がありますね。

大差がないようなら、同じでいいと思います。

1番と2番が同じ方が覚えやすいですよね。

せっかくステージに立つのに、ずっと譜面とにらめっこではもったいないです。

アレンジがシンプルになった分、共演者の演奏をよく聞いてリズムを合わせ、バンド演奏全体のクオリティを高めましょう。

アレンジをシンプルに

 

4音源を鳴らさない練習もやっておこう

音源に合わせて練習するのは楽しいし、練習しやすいですが、音源を鳴らさないで1曲をまるごと弾く練習もしておきましょう。

ステージ上では、バランスよく音は聞こえない

本番のステージ上での音環境は決して音源と同じように全ての楽器の音がバランスよく聞こえるわけではありません。

大事なボーカルが聞こえなかったり、一つの楽器だけが大きく聞こえて他の音が聞こえなかったり。

ぶっつけ本番な分、リハーサルで細かいステージ上の音のバランス調整はできませんので、聞こえてくる音だけに頼っていたら戸惑ってしまうことも多いです。

メトロノーム

頭の中で曲を鳴らす

ステージ演奏で戸惑わないために、他の音に頼らず、頭の中で曲を鳴らして構成を覚えておく必要があります。

メトロノームだけを鳴らし、自分以外の音を頭の中で鳴らしながら演奏する練習もしておくと、ステージ上で全ての楽器の音が聞こえなくても、何とか演奏できると思います。

 

5少し速めのテンポでも練習しておこう

慣れた人でも、緊張や興奮で、知らず知らずのうちにテンポが速くなったりします。

ロックの場合、ライブは少しテンポが速いくらいが気持ちよかったりもしますしね。

練習で原曲の音源のテンポにだけ合わせて練習してくると、本番思わぬ速いテンポでついていくことができず、指がつりそうになったり、頭の中が真っ白になってしまうこともあるでしょう。

そのためにも、練習時に少し速めのテンポで練習しておくことをおすすめします。

そうすれば、本番思わぬテンポになったときにでも、何とか対応して演奏できると思います。

本番、「このテンポじゃ無理だ」と思ったときは、早々に曲を止めてやり直してもらうのも一つの手です。

速めのテンポ

 

6固めて練習せず、毎日少しずつ練習しましょう

アレンジを覚えて一旦曲が通しで弾けるようになったら、後は毎日少しずつ練習することをおすすめします。

固めて練習したものは、その時は覚えていても、後日忘れてしまっている場合が多いです。

本番は急な曲順の入れ替えなどで、ほとんど会場で練習できずに本番を迎えることもあります。

事前練習なしで本番に臨むには、日頃からその練習をしておくことをおすすめします。

いきなり演奏

用意ができたらまず1曲通しでいきなり演奏

自宅練習で、楽器と音源を鳴らす用意ができたら、譜面等を確認せず、間違いそうなフレーズの試奏もせず、頭の中で曲の構成の確認もせず、何も振り返らずにいきなり音源を再生して演奏してみましょう。

そうすると、覚えたはずの構成が飛んでしまったり、特に難しくもなかったフレーズが弾けなかったり、想定していなかった失敗が出てくるものです。

間隔を置いていきなり演奏の練習を繰り返す

いきなり演奏してみて失敗する箇所は、つまりまだ頭に入っていない、手に馴染んでいないということになります。

いきなり演奏は本番に近い環境なので、またその失敗した箇所を修正できたら、数時間置いて、もしくは翌日にまたいきなり演奏してみましょう。

それでほとんど間違わなくなれば、かなりその曲が自分の中に浸透していっている証拠です。

 

7本番に近い形での練習

本番は照明で暗くなったり明るくなったりします。

それは自宅練習時に蛍光灯の下で練習しているときとずいぶん違います。
譜面を見ないと弾ける状態でない方は、できるだけ文字を大きく、見やすく書いておくことをおすすめします。

また、座って練習している人は、本番を想定して立って練習しましょう。激しく動きたい人はそれも練習しておかないと、本番でうまくいきません。

譜面の文字

譜面のトラブル

赤い文字で書いていると、赤い照明になったときに譜面の文字が見えにくくなったりすることもあります。
また、譜面が紙一枚でペラペラな場合、演奏中に譜面台から紙がすり落ちることもよくあります。

しっかりとクリップやセロテープ等で譜面台に譜面を固定しておくか、ファイルブックに入れて譜面台に置いた方がよいでしょう。

 

8スタジオで実際に音を出しておこう

ギターやベース、キーボードの方で、自宅でPCやオーディオから音を出してヘッドフォンで練習しているような方は、一度スタジオで音を出しておいた方がよいです。

本番のセッティング時間は短いので、そこで音が思い通りにならなくても、調整できる時間はあまりありません。

スタジオで練習

ギターのマルチエフェクター

ギターのマルチエフェクターをお使いの方は、ギターアンプに通すとものすごく音やせして音が抜けなかったり、ハウリングを起こしやすかったりすることがよくあります。

スタジオのアンプに通して音を出して確認しておきましょう。抜けが悪く感じる場合は、一度エフェクターをオフにして、アンプで音作りをしてみましょう。歪みの部分はアンプの方で調整することをおすすめします。

シンセサイザー

シンセサイザーをご使用の方で、1曲の中で2音色以上ご使用される方は、音量のバランスを調整しておいてください。

片方の音は飛び抜けて大きく聞こえ、もう片方の音は埋もれてしまうというようなこともよくあります。

会場機材と同じ機材で練習

開催日程に会場機材を掲載しておりますので、会場機材と同じ機材のあるスタジオに行ってみるのもいいですね。

特に初心者の方は、アンプに慣れておくためにも、スタジオを利用して練習しましょう。

アンプを通してノイズが多い場合は、自分自身の機材のどこかに不具合がある可能性が高いです。

事前にその点もチェックし、修理や買い替えの必要がある場合はそれも済ませておきましょう。

ボーカルもカラオケでなくスタジオで練習

ボーカルの方も、カラオケではなくスタジオでの練習をおすすめします。

スタジオのマイクは、ライブハウスのマイクと同じ、または似たような種類なので、本番の疑似体験としても使えます。

ほとんどのライブハウスではSHURE(シュア)というメーカーのSM58というマイクを使っています。

スタジオにもたいていこのマイクが置いてありますので、このマイクで練習してマイクに慣れましょう。

弾き語りはマイクと口の距離を注意

ギターやベース、キーボードを弾きながら歌うことに慣れていない人は、マイクを立てて歌い演奏することを自宅やスタジオで練習しておきましょう。

慣れていない人の弾き語りは、楽器の演奏に目が行って、顔も下を向いてしまい、口がマイクから離れてしまって、せっかくの歌が聞こえなくなることがあります。

 

9音作りのコツ

ケイオンR40にはたくさんのスタッフ・会員さんが参加されます。

音作りに悩んだときは、他の人の演奏を見て、この人の音はよいなあと思った人に直接聞いてみるのが一番手っ取り早いです。

また、音作りを真似したいと思えるスタッフや会員さんに、自分の音を聞いてもらい、アドバイスを求めてみてもいいかもしれません。

スタッフも会員さんも、自分の音を評価してもらえるのは嬉しいことですから、きっとたくさんのアドバイスをくれると思います。

話したことのない人と話すきっかけにもなりますし、会場で色んな人に音作りのコツを聞いてみましょう!

音作り

 

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